相続において最も鍵となる財産は「不動産」。不動産の対策をしっかりとしてトラブルを避けましょう。
相続発生時に不動産はトラブルの元となる
相続において問題やトラブルがおきやすいのは相続財産のほとんどが不動産の場合です。
どの様な問題が発生するかというと
- 財産の割合が不動産に対して現金が少ないと納税資金に困る
- 分けにくい財産のため誰がどの様に受け取るかが問題となる
- 不動産を継ぐ人がいない
というように、財産の中で不動産が占める割合が多い場合には相続発生時にトラブルとなる可能性が出てきます。
不動産は相続対策にもなる
不動産が相続対策となる理由は、現金と比較した相続税上での評価額が低くなるという、相続税評価の引き下げ効果などがあるからです。
もちろんそれ以外にも不動産による相続対策は多種にわたります
具体的な例でいうと
- 土地の評価額が20~30%程度下がる
- 建物の評価額が最大で50%程度下がる
- 小規模宅地等の特例を適用できる
- 賃貸物件である場合は評価額が更に30%下がる
- 賃貸物件を法人で所有することで様々な対策が可能
などがあげられます。
相続は不動産の扱いにより良くも悪くも激変してしまいます。
下記にあげる内容に心当たりがある方は、まずはご相談ください。
- 活用予定がない土地がある
- 土地を手放せない、手放したくない理由がある
- 土地を有効活用して収入を得たい
- 財産がほとんど不動産である
- 子供が遠方にいて不動産を継ぐ気がない